大学で中国語を学ぶ
はじめまして。東京外国語大学の中国語専攻卒業生、Jennyです。
純ジャパですが、自分のルーツが中国にあることを知り、中国語やってみようかな?と外大へ進学しました。
それまで、中国語学習経験はゼロだったものの、半年後には台北101の店員さんと世間話ができるようになり、入学して1年でHSK5級、2年でHSK6級に合格しています。
※HSK=漢語水平考試のこと。中国語のレベルを測るテストで、1級から6級まである。英検とは違い、6級が最も難易度が高い。
英語学習での悔しさをバネに
ゼロからのスタートだったにもかかわらず、早い時期から中国語での会話ができるようになった理由は、
英語学習で味わった悔しさを、中国語ではもう味わいたくない!と思い、試行錯誤してきたからだと思っています。
皆さんの中にも、こんな悔しい思いをしたことがある方はいませんか?
- 小学・中学から英語を習っていたのに、英検の二次試験(面接)になると全然言葉が出てこない!
- 単語帳をしっかり暗記したはずのに、いざ喋ろうとすると語彙力皆無になってしまう!
- ペーパーテスト(文法・読解)は得意なのに、リスニングや会話になるとなぜか頭が真っ白になる!
きっと、私と同じ思いをしたことがある人は多いと思います。
こうなってしまうのは、「アウトプットが圧倒的に不足しているから」。これに尽きます。
教科書を読みながら線を引いて、意味を書き込んで、スぺルを覚えて、、、英語のテスト勉強を思い出してみてください。
頭にインプットするばかりで、学んだことを使って実践していた人はほとんどいなかったのではないでしょうか。
だからこそ、中国語はどんどんアウトプットするぞ!と心に決めたのです。
そして自分の経験からも、「アウトプットの重要性」は間違っていなかったと、自身を持って言えます。
「読めるのに話せない」はもったいない
日本人の中国語学習者の多くは、「読めばなんとなく意味は分かるけど、話せない」という悩みを抱えがちです。
声調や中国語の発音は、日本人のわれわれにとってはトリッキーで、慣れるのに時間を要するかもしれません。
なのに、中国語の会話表現などを紹介するサイトの多くは、音声がついておらず文字情報しかありません。
「こうやって表現するのか」とは分かっても、音が分からない。お手本がないのではマネもできません。
本サイトで私は、皆さんが中国語表現を「インプット」するだけでなく、
「アウトプット」に繋げる助けになることを目指しています。
見て、聞いて、マネして、使ってみる。それを繰り返すうちに、きっと会話にも自信がついてきます。
皆さんが「アウトプット」しやすいように、工夫しながら発信していきます。
学習の一助になれば幸いです。